~介護老人保健施設とは?~

グッドケア!広島TOP › お役立ち情報 › ~介護老人保健施設とは?~
~介護老人保健施設とは?~ イメージ

あなたが働くとすればどんな介護施設ですか?
実は、介護施設・事業所には様々なサービスや形態のものがあり、全国で147,347の事業所数があります。
(厚生労働省 平成29年10月1日現在「介護サービス施設・事業所調査」)

 

介護施設で働く【介護老人保健施設】

今回は、【介護老人保健施設】についてお話ししたいと思います。

介護老人保健施設とは、主に在宅復帰を目的とした施設で、「老健」などと略称されます。(以下、略称とします。)
病院と自宅(在宅)との中間に位置づけされています。

 

介護老人保健施設とは??

医師による医学的管理の下、介護・医療ケアはもとより

・作業療法士や理学療法士等によるリハビリテーション
・栄養管理・食事・入浴などの日常サービスまで併せて提供する施設です。

入所期間は3~6ヶ月が平均的です。3ヶ月ごとに退所できるかの判定(アセスメント)を行います。
居室の形態は『従来型多床室』『従来型個室』『ユニット型個室』の3種類があります。

≪特徴≫

・多くの職種が在籍している事が特徴の1つです。
『医師、看護師、リハビリ職(PT・OT・STなど)、支援相談員、介護支援専門員、栄養士、歯科衛生士、介護職など』

・入居される方は、要介護1~要介護5までの介護認定を受けていて、入院治療が必要無く、リハビリテーションを必要とされている方になります。

・多くの老健では、夜勤帯には看護師がいます。

・在宅強化型老健の中には、在宅復帰率の要件を守るために、自宅に戻ることが難しい入所者を半強制的に退所を求めるケースもあります。
 制度の問題も考えられますが、理想と現実のギャップを感じることもあります。

 

まとめ

《介護職の仕事》
勤務のシフトは【早番・日勤・遅番・夜勤】が一般的です。
無資格・未経験からでも活躍できる施設となり、実際に無資格・未経験の求人も多くあります。

身体介護や生活支援という一般的な介護職業務の他に、リハビリの補助業務もあります。
他職種の方も多く、経験値や知識を高めたい方にはピッタリの職場環境と言えます。

また、医療法人が運営しているケースがほとんどなので、給与面・待遇面も安心してお仕事することができます。