【面接のコツ32】仕事のお金基礎知識=保険編=

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仕事に関わる保険

保険は、労働者が安心して働くためには必ず必要なものです。保険がないと、将来の不安を抱えながらの仕事になります。仕事に関わる保険には労災保険、健康保険、厚生年金保険、雇用保険などがあります。

労災保険について

労災保険は、仕事をしているときのケガや、仕事が原因で病気になったときに支払われる保険です。労災保険は、労働者が負担する保険ではなく会社が負担する保険です。正社員だけではなく、パートやアルバイトでも加入することができます。

健康保険について

健康保険は、加入している本人や扶養している家族がケガや病気になってしまったとき、保険金を給付してもらうことができる保険です。健康保険に加入していないと、治療費は全額負担となってしまいます。正社員は加入することができますが、パートやアルバイトは2ヶ月以上の勤務、さらには一般社員の4分の3程度の働く時間や働く日数が必要になります。負担は会社と本人の半分ずつです。

厚生年金保険について

厚生年金保険は、加入している本人が高齢になったときに支払われる保険給付金です。通常では、国民年金保険と厚生年金保険の給付金で老後の生活を行います。パートやアルバイトでも、健康保険と同じ条件で加入することができます。こちらも負担は会社と本人の半分ずつです。

雇用保険について

雇用保険は、加入している本人の失業や退職してしまった後に、給付金をもらうことで再就職しやすくするための保険です。給付金は失業手当として支給され、もらっていた給料によって支給される金額が決まります。保険料の支払いは、会社と加入者が負担します。